リアルじゃない

choco-choco2005-12-04

昨日、今日とまたまた試験監督のバイトをしてました。
今回は外国の方々を対象とした日本語のテストだったので、いつもと感じが違って新鮮だったかな。
妙に本部がカンニングを警戒してたり、デジカメで集合写真を撮ってる人がたくさんいたりとか。
それはさておき、日本語の試験にも聴解とかいうリスニングの試験があったんですけど、聞いてて全くもって現実に即してなくてやれやれです。
例えば、
男「明日は、1日で映画が割引なんだけど、一緒に行かない?」
女「う〜ん、再来週の月曜日にテストがあるんだ〜。」
男「まだ先じゃない。大丈夫だって、行こうよ。」
女「でも、ちょっと不安だから勉強したいし。」
男「じゃあ再来週の週末は?」
女「えっ、再来週だと割り引きされないんじゃないの?」
男「大丈夫、僕が払うから。」
女「本当に?じゃあ再来週の週末にね。」

とか言うやり取りがあって、カレンダーから二人が映画に行く日は何日か答えよ。
といった問題だったんだけど、本当ありえないよね。

現実は、最後の女のセリフあたりからの流れは
女「でも、やっぱり払ってもらうのは悪いし。確か、再来週の週末はバイトが入ってるんだよね。」
男「う〜ん、じゃ来月の1日は?」
女「まだ、はっきりとは分からないけど…。年末にかけて忙しくなりそうだから、無理かな〜。ごめんね。」
男「そっか〜。じゃあ、またそのうちにね。」
女「ありがとう。また誘ってね。」
といったやり取りで、問題の答えは、二人が映画に行く日はやってこない。が正解。
現実は厳しいものです。
写真は試験会場の銀杏並木です。